今日は知りたいポイントの一つであろう有給休暇について話をしていきたいと思います。
有給あるのは知ってるけど実際とれんの?って話ですね。
ちなみに公務員の場合有給休暇とは言わず年次休暇と呼びますが、紛らわしいのでここでは有給休暇と呼びます。
有給休暇はいつ付与されるの?
国家公務員であれば有給休暇は年計算で年を超すと有給休暇が付与されます。新規採用職員は4月採用の場合、その時点で15日付与されることになります。そして年が変わると新たに20日付与されるということですね。
地方公務員の場合は年度末に有給休暇が付与されますね。
民間企業の場合多くが、入社して半年後に有給休暇ぎ付与されるので、その点は公務員の方が得ですね。
ですのでやろうと思えば配属して次の日には有給が取れるわけです。
まあとったらやべーやつ扱いされるかもしれませんが(笑)
実際有給休暇って取れるの?
有給あっても実際とれんのか?ってところが大事かと思います。
人事院の公表資料によると
出先機関の有給取得率 67%
本省の年次有給休暇の取得率 59%
と言われています。
厚労省の報告では全産業の平均取得率は47.4%とされているので、公務員の有給休暇の取得率は民間企業よりも良いようですね。
これは僕も実体験として公務員の方が有給休暇を取りやすいと思います。
僕の場合は公務員時代月一日は有給休暇を取るように上司から指示を受けていました。
ただ実際は忙しくて取れない月もあったので年でいうと10日くらいは消化してた感じですね。
現在、働き方改革により、年間10日以上の有給休暇の権利がある社員に対し、最低5日の有給休暇が義務付けられていますがそれと比べるともかなり消化できていますね。
まあいっても有給は最大40日までしか持ち越せないです。
ですので年に20日有給休暇付与されるので、毎年10日消化してたら半分の10日分の有給なくなってる訳ですけどね笑
あと公務員は7月から9月の間に三日間夏季休暇を貰えるのですが、2日有給休暇を取得して一週間休みにする人が多いですね。
新人時代はそれできませんでしたけど(笑)
有給休暇を取る理由って何でもいいの?海外に行くときだけは。。
基本的に有給休暇は取る理由を聞かれませんでした。
ただ海外に行く場合は申請をしなければいけません。
何でも国家の秘密を漏洩する可能性があるからとかなんとか。
- 訪れる国
- 旅行期間
- 旅行目的(観光、新婚旅行、挙式など)
- 宿泊先(ホテル名)
- 海外旅行中の緊急連絡先
- 旅行日程(別紙にて)
一ヶ月前くらいに上記書いて届出を出す必要があります。
基本認められますがめっちゃめんどいです(笑)
まとめ
・公務員は有給休暇は取れないということは絶対ないし、民間企業より取得率は高い。
・有給休暇の理由は何でもいいが、海外に行く際は届出が必要。
いかがでしたでしょうか?
公務員は民間企業よりは有給休暇が取りやすい傾向にあります。
でも権利だからといって何も考えず有給休暇ガンガンとってしまうこともできません。
公務員の仕事のほとんどが周りの人と協力して行う仕事ですからね。
そのへんはスケジュール調整して周りの人への配慮も忘れずに有給使っていきましょう!