今日は公務員の各種手当てについて話をしたいと思います。
もうご存知かと思いますが、国家公務員の給与は一律基本給+各種手当てです。
基本給については民間企業の事務職レベルの給料ですので、正直死ぬほど低いです笑
今日は公務員の手当26あるのですが、現実的に使われているものを中心に話をしていきます。
僕もそうでしたが「あんなに頑張って試験受かってやっと公務員なれたのにこんなもんなんだ。。」と思った記憶があります。
時間外勤務手当て
まずは一番メジャーなものから。残業代ですね。
残業代は時給の1.25倍で支払われます。
各省庁ごとに月の時間外勤務手当ては制限がありまして、法務局は30時間でした。
それ以上の残業時間は認められない仕組みでしたが、ぶっちゃけ部署によってはサービス残業が発生していました。
僕の場合は、自分の仕事終わったらすぐ帰ってたので、年末、年度末などの忙しい時期だと20時間くらい、普段は10時間程度の残業でした。
ちなみに経産省、財務省など力のある省庁の方がより時間外勤務手当てが多く認められます。
ですのでお金の面重視するのなら経産省、財務省管轄の機関に入りましょう笑
地域手当
地域手当は地域間の物価、民間企業の所得水準の差を埋めるために支給される手当てです。
最大給与の20%つきますので、給与が20万円なら2万円つきます。
東京23区であれば20%。
僕がいた大阪市や横浜市などの都会部では16%でした。
地域手当だけでみると都会の方が給料は高いのでお得です。
前から思ってましたが、東京は確かに物価高いですが、関西は都会と田舎で物価の違いを感じたことがない、というよりむしろ都会の方が安い気がするんですがね笑
休日勤務手当
土日や祝日に働いた場合もらえます。
給料の1.35倍です。
法務局では休日勤務ほとんどないので僕も立ち会いで一回だけ休日出勤したくらいです。
検察庁と入管、税関とかは休日出勤多いんでしょうね。
休みにこだわりない人は積極的に休日手当貰いましょう笑
扶養手当、住居手当
扶養手当
扶養親族ごとに支給されます。
- 配偶者:6,500円
- 子:10,000円
- 子(16〜22歳):5,000円加算
- 父母等:6,500円
住居手当
- 家賃12,000円以下:支給なし
- 家賃12,000円超え:最大27,000円
住居手当は家賃額によって変動します。
この辺は話すことないですね笑
退職手当
退職金ですね。
僕は3年勤めて辞めましたが、16万円くらい支給されました。
もらえないものと思ってたので、かなり喜んだ記憶があります笑
定年まで勤めた場合の平均退職金は2537万円といわれています。
ただ近年は退職手当も百万単位で減額されていますね。民間企業も退職金支給しないところも増えてるので、20年後にはなさそうですね(笑)
総論
いかがでしたでしょうか?
他にも管理職手当、寒冷地手当、単身赴任手当などありますが、このブログ見てる人に当てはまる人あんまりいないと思うので割愛します笑気になる人は調べて下さい笑
国家公務員は基本給が低いため、地域手当、時間外勤務手当てが多く貰える場所を選ぶというのもありやと思います。
何か質問あればTwitterのDM下さい!