何事もそうですが、最初から上手くやろう、上手くやろうと思ってもまず無理だということは知っておいた方がいいです。
「もっといい方法があるんじゃないだろうか?」
と思って、インターネットでいくら調べてもまだやってないんだから、その方法が良いか悪いかなんて分かるはずもありません。
例えば、英語で例えると分かりやすいですね。
英語の勉強は、単語を覚える、リスニング、スピーキング、スピードラーニング、カランメソッドなどなど。
英語の勉強法は山ほどあります。
でもどれがいいかなんて、まだ英語を勉強していない人が、分かるはずがありませんよね?
いくらインターネットで調べたって、その情報が果たして正しいのかも分かりませんし、自分のレベルに合っているのかも分かりません。
どの方法がいいかなんて、人によって違いますし、レベルによって学習法は変わってきます。
だから最初はまずはやってみないことには、始まらないんです。
実際に英単語を覚えてみて初めて、「あっ今の自分には、英単語よりも、リスニングを鍛える必要があるな!」ということに気付くことができるんです。
量をこなすことが、最短の方法
多くの人が、誤解していることですが、英語に才能や頭の良さなんて関係ありません。
というか大体ことは、才能や頭の良さなんて関係なありません。
結局はどれくらい勉強したか?
絶対量の多さだと思います。
「私は頭が悪いから、英語なんてできないです。」っていう人がいますが、そういう人は圧倒的に量が足りていないだけです。
帰国子女が、なぜ英語を話せるかというと、強制的に英語を使う環境に身を置いて、英語を勉強する時間を増やしたからです。
別に帰国子女じゃないと、頭が良くないと英語を話せないということはないんです。
マレーシア人の平均使用可能言語数は四カ国語と言われています。マレーシアで生まれた人が特別頭がいいという訳ではありません。
ただマレーシアが語学を勉強する量が多い環境だったからです。
英語でも、資格試験でも何でも、1万時間勉強するとその道のプロになれるという考え方があります。
一万時間の法則といいます。
必ず一万時間しなければいけないという訳ではありません。
でもある程度の量はこなさいといけないということは覚えていたほうが良いです。
私の場合だったら、日本で仕事をしながら、通勤中に英単語を覚えて、仕事終わりに毎日オンライン英会話をしていたら、3ヶ月くらいでそこそこコミュニケーションをとれるくらいには、英語ができるようになりました。
意外にやってみたらそんな大変ではないですよ(^-^)
量から質は生まれる
どれだけ量をこなすか。
世の中には、「これさえやればすぐに英語が話せます!」みたいな宣伝広告がありますが、そんな上手い話はありません。
人ってどうしても楽な方に行こうとしてしまうものですが、惑わされないで下さい。
まずは、量をこなすこと。
量をこなすことで、初めて質の高い方法が分かるようになってきます。