自動化、働き方改革などが叫ばれる世の中の後押しもあり、RPA(Robotic Process Automation)、という業務自動化技術の導入が進んでいますね。
RPAという単語を初めて聞く人もまだ多いと思いますが、RPAとはホワイトカラーの業務を自動化する技術で、ルーティンワークに適したソフトウェアです。
現在金融業界、物流業界など、単純な事務作業を中心とした業務を中心に導入が進められています。
- ルールに従って行われるルーティンワーク
- ウィンドウズや専用システムを用いたデータ入力
- プロセス実行に複数人のリソースが求められる
- ヒューマンエラーが起こりやすいまたは、許されない
上記のような特徴を持った業務に、おいて求められているシステムです。
今まで、ニュースなんかで「今後20年の内に人間の仕事は機械に取って代わる!?」よく目にしていましたが、どこか他人事というか、SFチックに正直感じていました。
でもこの前、本業の営業先ですでにRPAを導入している企業さんと話をする機会があって、より現実味を感じましたね。
僕は今物流業界にいますが、まだまだこの業界ってマンパワーに頼っている業界です。
船積書類、INVOICE、packing listなどの書類作成もまだまだ人が行っている状態です。
RPAについては、まだ作業スピードが遅く、システムの入力が難しいなど、実用段階ではないとの話でしたが、後2.3年もすれば導入できるだろうとのことでした。
RPAが本格的に導入できた場合、作業スピードは人間の10倍なんですって。
しかも人と違って、間違えないし、年中無休です(笑)
残念ながら事務処理の分野で人間が勝てる要素はゼロです。
もう事務職の中で人間が機械に勝てる唯一の仕事はお茶出しくらいなもんですね。。
人が機械に勝てる分野って何だろう?
RPAの話を聞いて僕はかなり危機感持ちました。
「やべーこのまま、のほほんと暮らしてたら、本当に機械に職を奪われる。」って。
今までホワイトカラーの事務職って、
定時で帰れる
綺麗なオフィスで働ける
なんとなく楽そう
という理由で人気の職種でした。
特に最近は男性の中でも「営業職はしんどそうだから、事務職が良い」という大学生も増えているみたいです。
そんな人気職種である事務職が、後押し2.3年もしたらルーティンワークの部分は機械に取って代わる。
これやばくないですか?
と言うかこのRPAのニュースを知って、
「へーそうなんだ、便利な世の中になるね!」くらいの感想しか持たない10代、20代の人って本当に大丈夫かな?って思ってしまいます。
危機感煽る訳じゃないですけど、投資なり、副業なり何らか生き延びる対策は考えないといけない時代になってますよ、もう。
機械が触れない分野で、強みを持つ
僕もRPAの記事を読んで改めて人間が機械に勝てる分野を考えてみました。
知識や作業スピードでは機械には、どうしても勝てないので、それ以外のところ。
僕の中では、その答えって一つしかおもいつかなくて、それは人間関係を築けることだと思っています。
いくら機械が人間より優秀であっても、「あーあの機械と飲みに行きてーなー!」「あの機械からどうしても商品がほしいなー、教えてもらいたいなー」とはならないでしょ(笑)
まあ人工知能が発達して、人間と大差ないレベルでコミュニケーションができるようになったら、分かりませんが、そんなスターウォーズのC-3POのような機械が現れる未来は、まだまだ先です。
だから今から人が価値を創れる分野って、接客とか、営業とか、看護とか。
人と人ととの触れ合い、人間関係が重視される分野だと思います。
人と信頼関係を作れる人。もっと簡単に言うと人と仲良くなれる人ってのが、これからの時代を生き抜く上でキーワードになってくるのかなー。
それは別に本業じゃなくてもいいと思います。
ブログなりYouTubeなり今は自分を発信できる媒体はいくらでもあります。
サラリーマンをしながらでも休みの日などに自分を発信していく方法はいくらでもあります。
もちろん休みの日に遊びに行かず、ブログヲ書いたり、YouTubeに投稿する訳ですから、周りからは変態扱いされると思いますが(笑)
でも今後はそうやって地道に自分を発信する人が生き残れる時代で、RPAなどの機械が唯一触れない分野だと思います。