20代の人であれば自分の将来を見据えて転職活動されている人も少なくないと思います。
「新卒で入った会社のままキャリアで積んでいって本当にいいのだろうか?」
「自分の本当にやりたいことは何なんだろうか?」
改めて自分のキャリアプランを悩むのは必要なことだと思います。
現職で採用担当をしていてそういった思いを持った方と話しをさせていただくことが多いのですがその中で気づいたことがあって、
それは銀行員から転職してくる人が非常に多いことてす。
なぜ銀行員は公務員に転職するのか?
んでこのブログでは公務員関係もメインで書いていることもありそれも絡めて話すと、
確かに僕が公務員していたときも同期の中に銀行出身者が2人いました。
銀行ってイメージ堅実な感じがしていたので離職率低いのかと思っていましたが、
そうでもないみたいで。。
今日はなぜ銀行員が転職していくのかについて話をしていきたいと思います。
理由1.ノルマがきつすぎる
銀行員と言えばやはりノルマがきついというのも辞める理由の1つの理由でしょう。住宅ローンから 投資商品、保険商品等の金融商品をお客様に対して販売する。
営業職だけでなく、窓口業務の方にもノルマは設定されており、そのノルマは到底達成することができないほど高いものを設定される場所もあるようです。
金融商品はやっぱり今の時代売るのがとても難しいと思います。というのもこんだけネットで情報が溢れている社会なので銀行の窓口や営業からそういった商品を買うお客様は徐々に少なくなっています。 自ずと銀行から投資商品を買う人がネット情報に疎い高齢者になってしまっているので、①全体としてお客様が少なくなっている。
②良心の呵責 何も知らない高齢者の方に販売して本当にお客様の為になっているのか悩んでしまう。
上記の理由のためノルマがキツイと感じている人は多いと思います。
理由2.将来性を感じない
上記のネットニュースでも出ていますが銀行業界の仕事はこれからどんどんAIに仕事に奪われていくでしょう。
三井住友銀行では今後3年間で、全店舗をペーパーレス化し、事務作業は事務センターに集約し、AIを使って作業の効率化を図っていくと公言しています。
そうなると今まで事務作業をしていた従業員は自ずと配置転換を余儀なくされますが、それまでずっと同じことをしていた人がいきなり違う部署に行き対応することができるでしょうか?
今自分がやっている仕事が将来なくなる可能性がある。
そんなこと言われたらそりゃモチベーションも下がって退職を考えてしまいますよね笑
AIに奪われるのは銀行業界だけではなく。。
でもまあAIが仕事を奪うのは銀行業界に限らず、全ての業界に当てはまることですけどね。
ちなみに今後20年で消える可能性がある職業は下のリストです。

単純作業はどんどんなくなっていきますね〜
個人的に単純作業って頭使わずできるから好きなんですがもうそんなこともできなくなってくるんでしょうね。
理由3.公務員は文化系、銀行は体育会系
銀行はどうしても数字を追う組織ですので、ゴリゴリの営業体質、体育会系の人が多いです。
逆に公務員は文化系の人が多く、数字を追うというよりは、のんびり暮らしたいという気質の人が多いです。
銀行から公務員に行った人は結構ここが大きな理由になってると思います。
職場の人と合わないって一番転職の理由で多いですからね。
自分も銀行で営業している友人から、投資信託などの金融商品を毎日20時まで個人宅に飛び込み営業して、その後上司から飲みに毎日誘われ武勇伝聞かされるという痛ましい話を聞いたことがあります。
上司の飲みって体育会系の会社は断るという選択肢ないですからね。表向きは断っていいよといいますが、断ったら、仕事教えてくれないとか、助けてくれないとかで断らせない構造ですからね。
自分も今営業で、そういう経験はしてきたし、それで辞めた人も見てきましたが、今でも体育会系のノリは苦手です。
そんな人たちにとってノルマのない公務員になるという選択は救いになりますよね。
まとめ.
- ノルマがキツイ
- 業界に将来性がない。
・体育会系のノリが合わない
まとめると上記の理由で銀行員から公務員に移ってくる人が多いということですね。
最初に言った銀行員から公務員に転職した二人も今は楽しそうに仕事してます。
公務員の将来も色々マイナス要素はあるかと思いますけども、公務員というのは僕は最後まで保証される業界だと思います。
さっき言った将来AIに仕事が奪われるという話も本当に起こるかは分からなくてもしかしたらそのままその仕事が残る可能性もあります。
起こるか分からない未来より今銀行で働いていてノリが合わないとかノルマキツくてしんどい、働きづらいという思いがあるのなら、今のクオリティオブライフを高めるよう転職活動した方がいいと思います。
いずれにせよ自分のやりたいことを悔いなくやっていきましょう!
それでは!