元国家公務員+民間で採用面接を担当した経験からがオススメの志望動機!

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公務員試験 筆記・面接
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こんにちは!

今日は公務員面接対策系のことを書いてみようと思います!

 

 

公務員試験っていうと一般的に筆記試験のウエイトが高いと思われていて。

 

「筆記試験通ったら受かったら同然でしょ??」

 

って感じで面接対策ゼロで挑まれるチャレンジャーの

人が結構いますがそんなことはもちろんありません(笑)

 

実際、僕は堺市役所と東京都特別区は筆記試験通って面接で落ちました(笑)

 

昔は筆記試験の比率の方が高かったのですが、最近は人物重視の傾向が強まっており、筆記と人物の比率は6:4くらいになっています。

 

今日は元国家公務員として働き、また民間企業で百人近く採用面接をした経験から公務員の面接で使えるオススメの志望動機を教えます!

 

これから公務員の面接に挑まれる人はぜひ参考にしてみて下さい!

 

公務員の面接でオススメの志望動機は?逆に一番言っては行けないこととは?

 

一番多い質問ですが、恐らく公務員になりたい人の本音の志望動機は「安定してるから、福利厚生がしっかりしてるから。楽そうだから。」というがほとんどだと思います(笑)

 

僕も本音は同じ気持ちだったので気持ちは痛いくらい分かりますが、もちろん面接で正直にそれを言ったら駄目です(笑)

 

「御庁に勤めたい理由は特になく、福利厚生がしっかりしているため公務員を志望を致しました!」

 

清々しいですが不合格です。(笑)

 

大まかに志望動機でオススメなキーワードとしては、「抽象的かつ論理的」「ポテンシャル」です。この3つを意識して志望動機を作っていけばまず足切りにかかることはないでしょう。

 

まず最初に一番言いがちだけど、一番言ってはいけないフレーズを紹介します。

 

公務員の面接で言わない方がいいフレーズは公務員と民間企業の違い?

 

まあ公務員の面接の方がネガティブチェックという側面は強いですが、大きく公務員と民間企業の面接の対策をするうえで大差はありません。

 

ただ一つ公務員試験の面接で注意するポイントとしては、民間企業と公務員の違いを語るのはやめておきましょう。

 

これよく言いがちなのですが、面接官もそれなりの職務経歴があり面接官としての研修も受けていますので、こういったあるある志望動機はガッツリ対策をされています。

 

公務員試験受験者「私は自分自身の特性を踏まえ民間企業で利益を求めるよりも、公務員として全体の奉仕者として。。。」

 

というような定型志望動機は論破されやすいので、公務員と民間の違いは言わない方がいいです。

 

そもそも公務員を三年していて気付いたことなのですが公務員の人は公務員と民間の差異をつけられるのを嫌う傾向がありますので、変に対立構造をつくるのはやめておきましょう。

 

志望動機を作る際ははポテンシャル、抽象的かつ論理的を意識すること。

ポテンシャル

僕は今民間企業で営業をしつつ、採用面接を担当しているのですが、公務員も民間も見ている大まかに見ている点は一緒で、20代前半であればポテンシャルの部分です。

 

真面目さとか向上心とか素直さなどの人の本質的な部分です。今現在の知識や経験があることを求められている訳ではありません。

 

ですので背伸びして難しいことを言わなくても「これから色んなことを学びたいです!」ということをアピールしていきましょう!

 

抽象的かつ論理的

ポテンシャルの部分と重複する部分もありますが、志望動機は抽象的の方が良いです。

 

ネットや周りの人からいくら具体的な業務内容を聞いて、具体的な志望動機を話したところで、実際に自分が経験したことではないのでどうしても薄っぺらくなるし、嘘っぽく感じてしまうんですよね(笑)

 

それよりは、「自分にはこういった特性がある。その上でこの業務をやってみたい。」というふうに抽象的かつ論理的であることの方が聞いていて頭の回転早いなと思います。

 

 

僕が実際に面接で聞かれた質問

 

1.あなたが入ってできること、またはやってみたい仕事はありますか?

まあ定番の質問ですが先程言ったように抽象論で返した方が良いです。

 

働いてもいないのにやりたい仕事なんてある訳がありません(笑)ですので、「自分が成長できる仕事」「正確さが求められる仕事」なと抽象的な答えで返しましょう。

 

2.長所と短所

ココは当たり前のように聞かれるので自己分析はしっかりとしましょう。答え方としては、結論→根拠となる過去の事例という順番で話しましょう。

 

理由ダラダラと話してから結論だと聞いている側は分かりづらいので、先に結論を言うクセをつけてください。

 

長所についてはなるべく業務に活かせそうなこと。公務員であれば「正確性」「新しい知識の習得」とかですかね。

 

短所は短所だけども長所にも見えそうなことの方がいいと思います。

 

慎重とか真面目すぎるとかどっちとも取れる回答が無難です。

 

3.お酒を飲みますか?

このワードが聞かれたらその部署は飲み文化が広がっている可能性が高いです(笑)お酒が嫌いな人は行くの辞めましょう(笑)

 

というのは冗談で、最近はパワハラも厳しいので話のネタ程度で聞いているだけなので気楽に正直に答えて大丈夫です。

 

4.あなたを動物に例えるなら何ですか?

 

変化球質問(笑)

個人的にこういう質問してくる面接官マジで嫌いですが、実際に飛んでくるので対策はしときましょう。

 

この質問は実際に特別区の面接で飛んできて、僕の場合は規律に遵するということで犬と答えました(笑)

 

対応力を見られているので、機転を利かし、ある程度論理的に答えることが出来たら良いです。

 

まとめ

 

1.公務員と民間企業の場合、見られるポイントは基本的に一緒。

 

2.民間と公務員の違いを言うのはNG。

 

3.「ポテンシャル」「抽象的」「論理的」を意識して志望動機を答えましょう。

 

 

最後に面接はどうしても緊張してしまって自分を出せない、面接苦手という人がいますが、結局は場数です。

 

頭でいくらイメージしても実際に面接の場を体験しないと上手くは出来ません。

 

公務員試験はどうしても筆記試験の対策に追われてしまい、面接対策は一次試験に受かってからという人も多いですが、付け焼刃ではどうしても見抜かれてしまいます

 

だから筆記試験の気分転換に民間企業の面接を受けてみるとかちょくちょくでいいので場数は踏んでおいた方がいいです。

 

大学とかで模擬面接の講習とかもありますが、それよりは実際の企業で受けた方が緊張感があり、得られる経験も多いでしょう。

 

特に公務員試験専願の人は普通にしてたら面接を経験する数が少ないので、民間企業の面接を練習に使うのはありだと思います。月1から2回とかだと勉強にも支障は出ないですしね。

 

僕の場合も適当にリクナビとかで面接経験したいがためだけに応募していました(笑)

 

その企業には申し訳ないですが、もうなりふり構ってられませんでした(笑)

 

皆さんも本気で受かりたいのであればなりふり構わずどんなことでも実践してもらえばと思います。

 

それでは!