猫も杓子もダイエットといえば、炭水化物抜きダイエットという時代になっていますが、果たして本当に炭水化物を抜くことはダイエット効果があるのでしょうか?
確かに炭水化物の量を減らすと、体重は早めに落ちるので効果はありますし、実際僕も炭水化物ダイエットをしていた時もあります。
ただ僕が実際に炭水化物抜きダイエットをして実感したことは、食生活を戻すと体重もすぐに戻ってしまうという現実です。
一年くらい僕は白ご飯や、パンなどの炭水化物の量を減らして生活をしていましたが、「一年我慢したからもう大丈夫だろガハハ」と食生活を戻すと、すぐに体重も増えました。
「あれ俺の一年間の努力どこいったの?」ってくらいあっという間に体重戻りました(笑)
別に暴飲暴食をしたわけでもなく、炭水化物の量を一般的な水準に戻しただけなのに。。
そんな苦い経験から僕がダイエットをする上で大事なことは、
基礎代謝を上げるしかないという結論に行き着きました。
基礎代謝を上げるには、筋トレして、タンパク質を多く摂る。
単純にいうとこういうことですが、多くの人が筋トレに目をいきがちで、食事については結構適当にしている印象です。
ただ身体作りや基礎代謝を上げようと思うと、本当に大事なのは、食事管理です。
PFCバランスを意識する。
食べ物の要素って大きく分けると、炭水化物、脂質、タンパク質の3つに分けられます。
身体づくりをされてる方ならご存知でしょうが、PFCバランスです。
pがタンパク質、fが脂質、cが炭水化物。
身体づくり、健康的な身体を作るためには、このPFCバランスの概念はめっちゃ重要です。
自分の身長であれば、どれくらいの割合でタンパク質、炭水化物、脂質を取ればいいのか。
僕は身体作りをする時に最初に設定したのが、PFCバランスに沿った食事管理でした。
それまでは筋トレしとけば、普通に身体なんて作れるだろとか思ってましたが、全然成果が出ませんでした(笑)
やってみて初めて分かることなので、もしこれから身体を大きくしたいとか基礎代謝を上げたいという方は、PFCバランスについて一度調べてみて実践してみて下さい。
B級グルメは脂質と炭水化物の塊
PFCバランスを意識した食事というと難しく感じるかもしれませんが、ざっくりいうとタンパク質を多くとって、脂質は少なめにするだけです。
PFCバランスを意識して食事をしていくと段々と分かることなのですが、普段の生活ではタンパク質を取るのは難しいということ。
というのも世の中の美味しいと言われるものは大抵脂質と炭水化物のコラボレーションしている料理ばかりです。
ラーメンしかり、牛丼しかり、ピザしかり、ハンバーガーしかり。
脂質と炭水化物の組み合わせは一番太りますからね。
何も食事管理をしてなかったら、年を取って代謝が落ちてくると確実にデブるように世の中のB級グルメ達が推し進めている訳です。
低所得者の食事では。。

最近こんな記事が出ていました。
低所得者は炭水化物重視の食事に陥りやすいとのこと。
確かにコンビニを見てみるとおにぎり、カップラーメン、パンなどの炭水化物って安いですもんね。
反対にサラダとか身体に良いものは量の割に高いです。
貧乏人は太っていて、金持ちは痩せている。昔は貧乏人は痩せこけていて、金持ちは太っていましたが逆転現象が起こっています。
アメリカは結構前からこの逆転現象がおこっていましたね。
低所得者はハンバーガーなどの安いジャンクフードをたべて、富裕層はちょっとお高めなサラダを食べて、ジムに通う。
太っていることは、昔は裕福の象徴でしたが、今は健康的な身体が裕福の象徴です。
普通に生活していたら炭水化物、脂質を多くとってしまう社会構造ですからね。
気付いた人たちからそこから抜け出した方がいいと思います。
具体的な行動としては?
コンビニでサラダチキン買ってください(笑)